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子宮頚に密着している亀頭 あぶない女64


第64章

寿美の口中に蛆虫が棲んでいるとは思わなかったが、あの奇妙な感覚の正体を知る誘惑には抗えなかった。

舌を挿しいれた瞬間、特別な刺激が襲ってくることはなかった。ごく普通の唾液で、幾分ビールの臭いがする程度だった。

安堵と落胆が綯い交ぜな気分だったが、安堵の方が強かった。

俺の頭の中には、ホテルで敦美からの連絡を待つと云う約束の時間がどっかりと座っていた。寿美には時間が充分なようだが、俺の時間には制限があった。

ペニスは充分に勃起していた。寿美自身が勃起させたわけだから、それが、寿美の中心に埋もれたからといって怒りだすとも思えなかった。

勃起を意識的に押しつけながら、口の中では、寿美と俺の舌が探り合うような攻防戦を繰り広げていた。

成りゆきに抗議されるようなら、今日はここで身体を離れる腹で、寿美のヴァギナの中心に指を仕向けた。

寿美は何も言わずに俺の指を受け入れた。

指に触れてくる寿美の粘液に、特別の違和感はなかった。寿美の粘液が、俺の勃起に魂を注入した。

怒張には至っていないが、十二分な硬度を保っていた。俺は有無を言わさず口中の攻防を休むことなく寿美に挿入した。

寿美の舌の動きが一瞬止まった。俺も口中のせめぎ合いを小休止して、寿美のヴァギナの中に挿入した勃起の魂に、自分の意識も集中させた。おそらく、寿美も同じような手順を踏んで、ヴァギナに意識を振り向けたのに違いなかった。

唇が離された。動きが自由になった俺の勃起は、徐々に怒張に向かっていきり立って行った。

寿美は、何も口にせず、ヴァギナと勃起の攻防に、自らの意識も集中しているようだった。

ヴァギナに挿し込んだペニスの先で水先案内をしている亀頭部から、違和感があると云うメッセージはなかった。特別、あの寿美の口中に棲んでいた蛆虫的感触も消えていた。

比較的たおやかな寿美のヴァギナだったが、亀頭が水先案内人からコマンダーに変身する頃には、攻撃に素早く反応して、コマンダーのそれ以上の侵入を阻むように、強く、その怒張を攻撃してきた。

俺はもう、これは通常の交接と変わらないと安堵した。俺の安堵は、勃起にも伝達され、安堵に変って豹変した亀頭部が、全面攻撃態勢に向け、怒張に更なる怒張を重ねた。

完全に自分のペースだと安心した時、おそらく子宮頚に密着している亀頭の先に痛みを感じた。たしかに、痛みのようだったと言うべきかもしれない、不確かな痛みだった。

特に寿美に表情の変化はなかった。交接による快感を、自分なりに咀嚼し感受しようとしている姿だった。

特に反撃の為に、挿し込まれた亀頭の先端を噛むような行為をする攻撃性を見ることは出来なかった。

寿美は声を出さなかった。俺の二の腕に喰い込ませた指先の強弱が、快感の状況を知らせていた。

「出しても大丈夫かな?」

「大丈夫、とことん出して」寿美の指先に力がこもった。

つづく

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プロフィール

鮎川かりん

Author:鮎川かりん
小説家志望、28歳の女子です。現在は都内でOLしています。出来ることなら、34歳までに小説家になりたい!可能性が目茶少ないの分ってっているのですけど、挑戦してみます。もう、社内では、プチお局と呼ばれていますけど…。売れっ子作家になりたい(笑)半分冗談、半分本気です。
初めての官能小説への挑戦ですけど、頑張ってみます。是非応援よろしくお願いします。

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