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終着駅9


第9章

 圭の怒張は健在で、私の子宮口に突き刺さったまま動かない感じだった。もう、動く必要はなかった。もしかすると、怒張を抜き去っても、このオーガズムは続くように思えた。しかし、抜いていい、出しても良いと、圭に伝えるつもりもなかった。子宮が幾分下がっている感じがした。圭のペニスが一段と長くなったような錯覚があった。

 咥えると云う言葉があるが、まさに、私のバギナの奥(子宮頚部)が、圭のペニスの先端を咥え、息づいている感じが意識できた。この動きを圭に知って欲しいと思った。

 「圭、自分のペニスに神経集中して。私の動きがわかる筈よ」私自身も、圭の怒張の先端の存在をたしかめ、歓びを動きで示した。

 「凄い、姉さん、中が動いてる」圭が感極まった声を出した。

 「そう、アンタの亀頭を私の中が咥えて、噛んでるでしょう?」

 「うん、噛んでるというか、揉んでいるというか、じっとしてると、また出てしまいそうだよ」

 「出そうになったら、ちょっと腰を引いていいわよ」

 「我慢するテクニックなンだ」

 「そのように聞いているだけ。男じゃないから、ホントかどうか分からないけど」圭は、私の言葉に従って腰を引いた。強いオーガズムは消えたが、内臓内には快感のマグマがブツブツ泡立っていた。

 「どう?我慢できそう」

 「たしかに、出るシグナルは消えたよ。でも、奥に行ったら、またイキそうになるような…」圭は、真剣に射精に耐えていた。

 「ちょっとブレークタイムにしよう。喉がカラカラ、水が飲みたくなってきた」嘘じゃなく、本当に私の喉は乾涸びていた。

 「イイの?抜いても」

 「イイよ。ゆっくり、何度か行き来して、抜いて」私は貪欲に、休息前のオーガズムの余韻を愉しもうとした。

 圭の、今にも破裂しそうな怒張が、ばね仕掛けのように、私の膣口から弾きだされた。

 二人は一本のミネラルウォーターを交互に飲んだ。そして、珍しく無口な二人の時間が流れた。

 私は、弟のペニスを受け入れた実感もなく、オーガズムさえ享受してしまった身体を横たえていた。気怠さが、私にまどろみを与た。多分、何十秒の単位だったに違いない。まだ圭がミネラルウォーターを握っていたことから推量した。

 「ちょっと居眠りしたみたい」私は圭に微笑んだ。

 「うん、寝息が聞こえてきたけど、その次の瞬間には目覚めたみたいだよ。邪魔しないから、もう一度居眠りして良いよ」何事もなかった、いつもの弟、圭がそこにいた。

 私は覚醒してしまっていたけど、圭の優しさを受け入れ、再び目を閉じた。久々のオーガズムが、私の体力を奪っていたのか、目を閉じているうちに、私は再び浅い眠りについた。
つづく

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終着駅8-3

第8章―3

 私は、カウンセラーの立場を脱ぎ捨て、己の快感を得る行為に紛れ込んだ。

 初めての経験から、それ程時間も経っていないのに、圭の怒張は有無を言わさず私を貫いた。正上位から初めて挿入を経験する男のペニスとは思えない勢いで、私の奥にまで、その先端は到達していた。

 「下品なくらい動いて。激しく、思うままに出し入れして」私は半分イキかけた中で、蹂躙を望んだ。

二度目の所為かどうかわからないが、圭の怒張は疲れ知らずで、私のバギナの中で思う存分ピストン運動を繰り返した。挿された瞬間にイキそうだった私のバギナも、完結の先延ばし、と云う贅沢な行為に満足していた。

 突然、私に経験のないオーガズムが襲った。自分で制御不能なオーガズムは、狂乱の中にあった。どこまで、このオーガズムは行くのか。脳の中身に異変でも起きるような勢いで、私の理性を奪ってゆく。

 気が遠くなる意識があった。しかし、私の性欲は貪欲に、その過剰なオーガズムを受け入れようとしていた。気を失ったら、このオーガズムを味わえない。そんな気持ちが、私を耐えさせた。

 しかし、限界がついに来た。子宮を通じ、下腹部を越え、内臓を電流が走り、脳天をかき乱した。それでも、私は失神したら、すべてが消えていくような不安を憶えた。

 「イクっ!圭、突き刺したまま動かないで!」思わず叫んでいたようだ。
つづく

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終着駅8-2

第8章―2

 「多分、女性によっても違うんだろうな…」圭は、遠くをみつめているように呟いた。おそらく、美絵さんの乳房や乳首は、どうだったらろうか、記憶を辿っているようだったが、あえて聞きただすこともなかった。

 「触って…」私は恋人に甘えるような声音で愛撫を促した。圭の手のひらが乳房全体を包んだ。温かな手のひらだった。稚拙な触り方だが、誠実に私の乳房を扱おうと試みる気持ちが伝わってきた。

 「これで良い?」

 「手のひらが、乳首にだけ当たるようにして」

 「こうかな?」

 「そう、良い感じよ。続けて」力仕事をしたことのない圭の手のひらが、さらさらと私の乳首に刺激を与えた。鳥肌が立つ前の奇妙な感覚が襲い、自分の乳房全体が乳首だけになる感覚が迫っていた。

 「乳首が立ってきてるでしょう?」

 「うん、立ってきた。どうすればいい?」

 「優しく噛んでみて」圭の唇が近づき、私の乳首を咥えた。

 「唇じゃなく、歯だけ」私は、思わず命令口調になった。

 圭は優しさを忠実に守った。私はイキそうだと思った。

圭の歯で、オーガズムが得られるなんて想像もしていなかったが、まさにイク寸前に達していた。膣では収縮が起き、緊張が走るのを実感していた。

 「強く噛んで!強く、もっと強くてイイよ!」

 「圭、姉さんイクよ」私は予想もしていない結果に戸惑い、敗北を味わうように、素直に状況を伝えた。

 「圭!入れて」私は命令の中に哀願を含んだ声で、圭に挿入を促した。

つづく

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終着駅8-1

第8章-1

 私は、バスタオルを巻くだけで、圭が勃起を緩めずに身体を横たえているベッドに向かった。その動きは、何のためらいもなく、患者の診療に際しての女医を演じていた。
 「圭、アンタはベッドから降りて、まず私の全体像を観察することから始めな。女の身体は、バギナだけじゃない。そのことから、男はチャンと知るべきなの」圭が素直に怒張のペニスを晒したままベッドから降りた。

何に興奮しているのか判らないけど、圭の勃起は復活していた。幾分、その勃起を隠すように、圭は腰を屈めていたが、その程度で隠せる勃起ではなかった。

 「ねぇ、パンツ穿きなよ。自分も落ち着かないし、私も落ち着かないからさ」私は噴き出したい口元を抑えて、眼で優しさを伝えた。

 「落ち着いたでしょう。落ち着いたら、ファーブルの気持ちになって、私のすべてを観察するの。ポイントポイントを教えるから」私は、かなりの明るさの中で、バスタオルを剥いだ。流石に、目を見開いているは躊躇った。多分、圭も、私の視線を感じながら女体を観察することは辛いに違いなかった。

 私は脚を閉じたまま、一部を除いて全身を、圭に晒した。目を閉じているにも関わらず、圭の視線が痛いと感じた。そして、下腹部が目覚めを待つ少し前の雰囲気を漂わせ出した。

…拙い。バギナの観察にたどり着く頃には、愛液が滴り落ちるかも…

…それは、流石に恥ずかしい。性的な気分をけすには、どうすればいい?…

…言葉を発する?こと細かにレクチャーをしているうちに、性的気分から逃れられるだろうか?…

「圭、見てる?」私は決まりきりしていることを敢えて確認した。

「綺麗だ。こんなに綺麗な女の人の身体を見るのは初めてだ」圭の声音が上ずっていた。たぶん、社交辞令ではないのだろう。

「美絵さんより綺麗?」うっかり口にしかけたが、すんでで思いとどまった。危なく馬鹿な質問を口にして、雰囲気を台無しにするところだった。
「触って良いわよ」私は大胆になってきた。おそらく、圭の状態は、私の言葉のすべてを、単純に受けつけているだけだ、と吹っ切れた。それに、愛液が滴り落ちたとして、それはそれで、カウンセリングのネタになると開き直った。

「いま、どこに目は行ってるの?」

「乳首」圭は、さっきの行為を記憶していた。たぶん、まだ乳首が尖ったままで、圭の唇を待っているように写っているのだろう。

 「私の乳首は、四番目に鋭い性感帯なの。やさしく触られるのも、摘ままれるのも、噛まれるのも、齧られるのも好き」

 「ずいぶん愛撫の方法ってあるんだね。仕事のマニュアルより複雑だ」

 「そうね、きっとそうだと思う。その上、いま話した色んな愛撫の方法は、行為のプロセスやシチュエーション、体調などで違ってくるの。つまり、ルーチンがないのが厄介。自分で調整出来るとも限らないから、とても面倒なのものよ」

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終着駅7-3

第7章―3

「圭、今まで女のバギナ見たことあるの?」

「ない。見たのは写真だけだよ」

「私の見たいかな?」自分で話しながら、顔が火照るのを感じたが、もう引き返せないと思った。

「なんて返事したら良いのかな、凄いパンチの効いた質問だよ。あまりにも決まりきった答えを、答える。意外に辛いもンだね」

「そうかあ、それもそうだね。じゃあ、私が見てもらいたいってのは、どうよ?」こうなれば、引くわけにはいかない。私のあそこを、とことん圭に見せて、その機能を克明に教えよう。そうすることで、圭の女へのヘタレの一部は解消するかもしれない。カウンセリングの一環と受け止めれば、理にかなっている。文句あるか、私は開き直っていた。

「じゃあさ、シャワー浴びて綺麗な私を見せたげるよ。でもさ、アンタが出したものが、途中で出てきても、それはアンタの所為だからね」私は言い捨てて、バスルームに向かった。

“気持ちが良い”男を思い通りに扱うことが、こんなに爽快なものだと、初めて気づいた。

私は、常々思っていたが、精液と云うものは、意外に洗い流すのが難しい。手に受け取った精液でも、かなり執拗に肌に纏わりついている。まして、複雑な膣内に放出された精液の排出と洗浄は簡単ではない。

 ビデと云うバギナ用のウォシュレットのようなものもあるけど、あれも現実は気休めに近かった。膣口も膣もポカンと口を開けているのなら別だけど、そうでもない限り、膣の奥に放出された精液が、洗い流せるわけはないと思う。

そうでなければ、妊娠の為に放出した精液の役目は半減するに違いない。執拗な粘着力は、妊娠のために、きっと欠かせない精液の特長なのだと思った。

 そんなことを考えながら、最終的には無駄だろうけど、中指を膣内に差し込み、掻きだしたつもりだけど、結果がどうなるか自信はなかった。多分、外観に関しては合格、いざとなったら、“アンタのものでしょう!”と怒りだせばいい。私は、奇妙な納得と開き直りを抱えて、バスルームを出た。
つづく

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終着駅7-2

第7章―2

 「違うっての、そういうこと考えたことはないって断言する。でも、俺の理想の女性のイメージは、涼ねえさんがモデルだから、まったく何ひとつ想像もしなかったと云うと嘘かもしれない」

 「私のどこを想像してオナニーしたの」私は、覗き趣味のような心境で尋ねた。

 「えっ。どこって、色んなところだよ」

 「そんなわけないじゃん。絶対に何処か想像の中心はあったでしょう」

 「そんな、手厳しい質問やめてよ。言えるわけないじゃないか」圭は、話を逸らすようにベッドを降りた。

 「姉さん、何の飲む?俺はジンジャーにするけど」圭は冷蔵庫を開けながら、尋ねてきた。

 「私も炭酸が良いけど、コーラとかある?」

 「ない。あるのはビールとユンケルとお茶と、無料の水。やたら、ビールばっかりだよ」

 「ラブホで、ビール飲むって意味わかんないわ」

 「そうだね、俺も飲んだことないよ」

 「酔ってセックスする?開放感味わいたくて?意味不明になりたくて?」

 「多分、恥を掻き捨てるために、かな?」

 「セックスするのが恥ずかしいから?」私は、セックスが恥ずかしいと思ったことはない。馬鹿なことを言ってしまった時などは恥ずかしいと思う。街中でスカートが捲れたら恥ずかしいと思う。でも、自分が好きとか、興味津々な異性とのセックスで、恥ずかしいと思ったことはない。普通は、恥ずかしいものなのだろうか。だとすると、私が異常な感覚の持ち主ってことになる。

 「恥ずかしいっていうか、初めは戸惑いみたいなものはあるンじゃないのかな。絵美なんか、絶対にいまでも、電気消してって言うからね」圭は経験からモノを言ったようだけど、彼の感覚にも、相手が恥ずかしいに違いないと思うから、その希望に応じているのだろう。

「それじゃあ、アンタさ絵美さんのバギナとかチャンと見たことないの?」私は、もろに質問をぶつけた。

 「ないよ」圭が不満そうな声音で答えた。

 「アンタ、美絵さんの、あそこ見たくないの?」

 「見たいよ」

 「だったら、見せろって言えばいいでしょう」

 「まさか、言えないよ」

 「どうして?結婚するンでしょう。一生、その女とセックスするのよ。全部知りたくならないの?」私は、そういうことを言いながら、昔、誰かから聞かされた話をしている自分に気づいていた。しかし、勢いは、自分の意見のように続けるしかなかった。
つづく

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終着駅7-1

第7章-1

 「中に出しちゃったけど、大丈夫かな」圭が我に返ったように、尋ねた。
 「多分、安全な日だと思うよ」私はとっさに嘘をついた。圭に、常々ピルを愛用している女だと知られたくなかった。出来ることなら、神聖な姉のバギナを君は経験したのだと思わせておきたかったのかもしれない。

 弟の圭と思いもよらない関係になってしまった事への不安は、特になかった。罪悪感も、まったく感じなかった。どこか、人生の何処かで、この行為への大罪への罰が振り下ろされるのかもしれないが、それほど天とか神とかを信じているわけでもないので、気にもならなかった。
運命はあるだろうけど、それはあくまで運命であって、過去の罪だとか、前世だとか、そう云うものへの意識自体がなかった。肉体が滅べば、すべてが無になる、ただそれだけだと思っていた。

 「今になって言うのも変だけど、姉さんと俺の間に子供出来たら、どんな子が生まれるンだろう」
 「アンタさ、その前にエライ騒動になると思わないの」
 「いや、思うさ。でも、そのことの心配よりも、どんな子が生まれるかって思う方が興味深いンだよね」
 「たしかに、現実的な心配を除けば、興味深いけどさ。でも、やっぱり現実的な心配を片付ける方が先じゃないの」私は、あり得ない心配を通り越した、圭の子供っぽさに呆れたが、圭の興味に同調する気持ちも幾分あった。
 「そうだね、不用意な発言だった。もし、仮に妊娠してしまったら、どうすれば良い」
 「決まってるでしょう。堕すのよ」
 「中絶ってことか~。でもあれって、身体にダメージあるわけだよね。結婚前の姉さんに傷がつく」
 「何言ってんのよ。今さっき、私の中で果てちゃったのは、アンタだよ」私は笑いながら、圭の頭を小突いた。

 「すみません、そのことを確認すべきでした。でも、姉さんと繋がることが出来るって思っただけで、もう、考える能力っていうのか、気力がなくなっちゃって、もう夢中だったんだ」圭は本心を露呈するように、正直に自分の感情を表した。
 「まさかさ、圭は私と関係を持ちたくて、絵美さんとの話、でっち上げたンじゃないよね」
 「嘘じゃないよ。まさか、俺だって、こんな状況になるなんて、想像もしていなかったよ。勿論、姉さんの太腿とか思い出して、オナニーとかしたのは事実だし、女性を初めて意識したのも姉さんだから…」
 「なによ、潜在的には、やりたいと思っていたのね」私は少し意地悪に圭を責めたてた。
つづく

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終着駅6-2

第6章―2

 どれほど硬い亀頭が膣口をなぞるのだろうかと思ったが、感触は意外なものだった。あれだけの怒張をみせていた樫の棒の先端は柔らかかった。
私は、その柔らかい亀頭は、嬉しい誤算だと思った。もしかすると、幾分痛みを伴いそうな樫の棒への不安が、一気に拭われた。
…これなら、痛いなんてことはないわ。どんな感じで私の膣内に入ってくるのだろう。奥まで行き着いた時の感触はどのようになるのかしら…
 私はカウンセリングと云う仕事を忘れがちになりながら、亀頭が膣口をなぞる行為に没頭してしまった。
 「姉さん、ヤバイ!」圭が腰を引いた。
 「出そうなの」私は自分のオナニーを目撃されたような気分で我に返った。
 「ウン、あまり持たない感じだよ」
 「わかった、じゃあさ、入れちゃうから、即効でイッちゃいな」私は緊急避難でもするように、圭の怒張したペニスを一気に腰の中に埋め込んだ。
動くことは、爆発を早めるだけの行為だと耐えた。動かなくても充分に、圭の怒張は、私の中で存在感を示していた。長さも充分だった。おそらく、もう一段深く突き入れることも可能な余力が圭の陰茎には残っていた。しかし、その余力を一気に味わうのはモッタイナイ感じだった。その余力は、私がオーガズムに至るとき用に、取っておきたかった。

 「姉さん、入ってるね。涼ねえさんと俺、繋がってしまった」幾分、圭の声がうわずっていた。
 「まだ、大丈夫そう」圭が肯いた。私は僅かに亀頭が私の中で上下しているのを感じる程度に腰を動かしてみた。
 そのわずかな動きだけで、樫の棒の先端に用意された肉厚で柔らかく大きな亀頭が、まんべんなく私の膣壁を刮ぐ(こそぐ)のがわかった。
 …イイ、とてもいい。このペニスを暫く占有しておきたい。もっと大きく動いても大丈夫かしら…

 カウンセリングをすっかり忘れてしまった私は、もしかすると、一回目からオーガズムが得られるかもと期待し、本気で圭の亀頭の動きに集中した。イケるかも?私の動きに熱が入った。その時、圭の身体が硬直し、一層硬さを増し、亀頭部も張りつめた。

 「姉さん、出ちゃうよ!出る出る」圭が真剣な表情で、自らの快感の中に埋没した。
 「いいわ、イッちゃいな。思いっきり気持ちよくなるのよ!」私もうわずった声で答えた。
 私の腰に回していた圭の指先が、僅かに肉に食い込んだ。射精をしているペニスを、さらに奥に進めて、最後の力をふりしぼり何度となく脈打ち、消えていく勃起に抗っていた。

 私は、果てた男の上半身が遠慮がちに被さってくるのが好きだった。その心地よさは、征服されたというよりも、私のバギナの中で男が降参したような、倒錯した征服感があった。“やられた”と感じる人も多いだろうけど、私は“出させた”と云う奇妙な快感を憶えた。そういう意味で、女が上になって男が果てたとき、その噴き出した精液が安住の地を見失い、彷徨っているような不安を憶えた。
つづく

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終着駅ー6

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第6章

 その屹立したペニスの亀頭を口に含みたい衝動があったが、含んだ途端、口中に射精してしまいそうで躊躇われた。樫の棒のようになった陰茎を握りしめながら、私は次の行動の選択に迷っていた。擦っても射精してしまいそうだし、口に含んでも射精してしまいそうな、圭の勃起の扱いに迷っていた。…いずれにしても、こんな状態では長持ちするわけはない。だったら、バギナに出させてやるのが一番だよね…
 私は決心した。受け身な態勢で、バギナへの初めての射精を圭に経験させるのは王道ではない。しかし、背に腹は代えられなかった。一旦綺麗に拭った膣口は、既に次の粘液が滲み出ていたので、挿入に支障はなかった。圭の勃起は一切休息することなく、怒張な顔で行き先を求めていた。
 「圭、姉さんが上から入れちゃうから、我慢しないで思いっきり出しちゃうのよ」私は命令調で、圭の反応を確認することなく、圭に跨った。芯から屹立した怒張は、どのような角度にでも応じられる鋼鉄のバネのようだった。
 一気に挿し込むつもりだったが、私の中で、幾分初めて弟のペニスを受け入れる儀式のようなものを経たい気分があった。亀頭に愛液が充分に馴染むのを愉しむ程度の余禄があっても良いと思った。

終着駅ー5

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第5章

 圭の唇が近づいてくる。おそるおそる、その唇が私の唇に触れた。想像以上に柔らかく優しい唇の感触が、私の女の部分に伝わった。弟であるにも関わらず、圭というオスの機能が、私の女を満足させてくれる予感で満たされた。姉であるとか、カウンセラーであるとか、そんなことはどうでも良い。この行為を私が愉しめれば、その歓びが圭に伝わり、圭も感染症にでも罹患したように同じ症状になる、とひとり合点していた。
 恐る恐るだが、ガラス細工にでも触れるように、圭の指先が首筋をなぞり、肩を飛び越えて胸にあてられた。圭の口から強く息が吐かれた。私も、大きく息を吐いた。二人とも、そのプロセスに至るまで、息をとめていたことを互いに理解した。この、同様な仕草は、ふたりが共通の認識の下で、これからの共同作業を行えると云う強い絆を感じさせた。
 圭は、ブラジャーの上から、中にある乳房に手をあてがった。動きをとめた圭の手の温もりが伝わってくる。あまりにも優しすぎる圭の手の動きは、私のすべてを掌だけで感じ取ろうとしているようだった。私は、高鳴っている心臓の鼓動を圭が察するのではないか心配だった。
 恥ずかしいと云う気持ちと、カウンセラーがカウンセリングすべき行為の中で、興奮しているのは、論外だと云う不安と、はやく生身の乳房に触れ、乳首を確認して、圭のオスが目覚めることを望んだ。
 このままだと、圭が積極的にブラジャーをはずす行為に出ないのでは、と不安になった。多分、はずす勇気は圭にはない。自分からブラジャーを脱ぎ去らないと、永遠に緊張の時間が流れそうだった。当然のことだが、圭にとってバリアになっていた私のブラジャーは、取り払われ、乳房があらわれた。
 息づく乳房を目の当りにして、圭がどのように振舞うか、私は固唾をのんで待ちかまえた。圭の指が伸びてくるだろうと思っていた私は、圭の動作に戸惑った。頬摺りをし、再会できた子犬を愛撫するような優しさに、私は意外性を感じ、バギナの奥から愛液が、ひと吹き流れ出すのを感じた。
 悪くない。圭の肌の感触が心地いい。男らしさは感じないが、柔らかい肌の中に隠された柔軟な筋肉と堅牢な骨格は、私を抱きすくめる資格のある理想的男の肉体だと思った。
 頬摺りに反応した乳首が立っていくのがわかった。圭は、自分の行為で姉の乳首が官能的に変化したことを知っているのだろうか。私は、乳首を噛まれたいと思った。しかし。圭は頬ずりだけで満足の溜息をついている。これでは駄目だ、もっとオスの興奮を示さないと。私は命じることにした。
 「乳首に触れて」
 「舌を這わせて、時々吸って」
 「そう、その調子、いいよ、圭、上手になってきてる」私はつぶやき、圭を褒めた。本心は、もっとガツガツした圭を見たかった。でも、その愉しみはあとに残してもよかった。
 「圭、ちょっと噛んで」
 「えっ、乳首を」
 「そう、乳首を。やさしく、でも強く噛んで」圭が、その言葉を理解するかどうか分からなかった。しかし、圭は私の願い通り、乳首に歯を立てた。
 「痛い!」
 「あっ、ゴメン」圭は驚いて、唇を遠ざけた。突然、私の前から快感が逃げていった。
 「ゴメン、痛くないの、もう一度噛んでみて」
 「じゃあ今度は、もう少しだけ優しく噛んでみるよ」圭の歯がゆい甘噛みが私を夢中にさせた。もう我慢の限界が来ていた。まだ、これからがカウンセルの仕事だと思いながら、バギナの入り口から愛液が会陰に向かって流れ出すのがわかった。このまま圭の勃起を突き刺して貰ったら、どれほど気持ちが良いか、想像するだけで大脳は快感だよ、とつぶやいた。
 しかし、あまりにも濡れすぎた膣口を、圭に知られることは、躊躇われた。圭の指が濡れすぎたバギナの入り口に近づく前に拭き取っておきたかった。しかし、この流れの中で“ティッシュ取って”と言うわけにもいかなかった。どうしよう。圭の動きから察するに、もうすぐバギナに向かって手が伸びるのは確実だった。もう、考えている余裕はない。私は体位を入れ替え、圭の上に回った。圭は一瞬驚いたようだったが、無言で私の動きに協力した。
 私は、圭の唇を唇でふさぎ、圭に無言でいるように知らせた。舌を絡ませ、粘着性の口づけは、接吻などと云う言葉の雰囲気には程遠かった。二人は息の続く限り、互いの唾液を混じり合わせ、唇が性器であるようなベーゼは、極度に圭を興奮させた面があるようだ。態勢を入れ替え、今にもバギナを征服したいと云う感じが伝わってきた。
 しかし、そんなことになれば、私が上になった意味がなくなる。この際、もうひとつ、圭をヘロヘロにしてしまいながら、パンティでバギナを拭うのが一番自然だと思った。
 私は唇を重ねたまま、腕を圭の下半身に伸ばした。
 圭のペニスはぼんやりとした勃起などと云う言葉が嘘のように熱り(いきり)立つていた。
つづく

プロフィール

鮎川かりん

Author:鮎川かりん
小説家志望、28歳の女子です。現在は都内でOLしています。出来ることなら、34歳までに小説家になりたい!可能性が目茶少ないの分ってっているのですけど、挑戦してみます。もう、社内では、プチお局と呼ばれていますけど…。売れっ子作家になりたい(笑)半分冗談、半分本気です。
初めての官能小説への挑戦ですけど、頑張ってみます。是非応援よろしくお願いします。

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人妻のからだ 』(中編)

終着駅 』(長編連載中)

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